アルジャーノンに豚の生姜焼きを

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大手企業に就職した20代の転職活動ではまりがちな落とし穴

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今日は、新卒で入った会社で一定の経験をして20代中盤〜30代に差し掛かり、「そろそろ次のステップを・・・」と考え始めている人向けに、転職活動の進め方について書きたいと思います。

 

一口に転職活動といっても、リクナビマイナビなどの大手ジョブポータルサービスや、大小様々なエージェント、ビズリーチやlinkedin、最近ではWantedlyなどダイレクトに企業とつながる媒体があります。ネットには色々な情報が載っていますが、どのように進めればいいのかわからない、という若手ビジネスマンが多いことと思います。

 

自身の転職活動の経験や、中途採用担当として多くの人間の意思決定に携わってきた経験をもとに、どのように転職活動を進めれば失敗しないかを書いてみたいと思います。

 

大手企業の若手が陥りがちな転職の落とし穴

現職に決定的な不満がない

私の知り合いに、こんな人がいます。まわりの同僚が危機感を感じて転職し始めた。所属している会社の未来に不安を感じつつも、目の前の仕事に関してはそこまで大きな不満はない。そこそこの裁量、給料、自由度があり、なにがなんでもこの会社を辞めてやる!というほどの熱量はない。ただ漠然とした不安があるため、まずはエージェントさんに相談に行きます。

 

他社で魅力的な案件がない、もしくは自分のスキルに自信がない

ふわっとしたまま相談をし、いろいろな案件を提示されるものの、どれもピンとくるものがない。いいなと思う会社やポジションがあっても自分のこれまでの経験と合わなかったりして、即戦力性に自信を持てず、受かるとも思えない。たとえば、「英語必須」「Web プロダクトのサービス開発経験3年以上」などのMust要件にビビってしまい、それだったら今の会社に残った方がいいかもしれない、と考え始めます。即戦力性のあるスキルがついてないことをここで自覚しつつも、その不安に本気で向き合うことには蓋をしてしまう。

 

今の年収を下げられず"塩漬け人材"になる恐れがある

このような状況にもかかわず、現在年収をそこそこもらっているため、転職活動に身が入らないまま、なんとなく時間が過ぎてしまうことが多いでしょう。そもそも現職の仕事で成果を出しながら、転職活動にも100%エネルギーを注ぐことは、相当器用なビジネスマンではないと難しいと思います。

 

このような状態が長く続くと、いわゆる「塩漬け」人材が出来上がってしまいます。株の用語で、「買ったはいいけど株価が下がり、売れずに持ち続けること」を塩漬けと言います。 ゆるやかに自分の市場価値が下がり続けていることは自覚しつつも、売り時を逸してしまい、気がついたときには手遅れになっている。。。

 

次回は、このような状況な人が、どうしたら納得のいく転職活動ができるのか?を説明する前に、なんとなく始めてしまった就職活動がなぜうまくいかないのか?について書きたいと思います。

 

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