2016年ちょっと無理めな目標を立ててしまって、新年早々挫折気味の人にすすめたい5分間トレーニング
“勝つ人”は自らの成長やプロセスを重視し、“勝てない人”は目先の結果や周囲の評価を気にする―。サッカー女子日本代表選手やJリーガーをはじめ、一流アスリートを指導するメンタルトレーニング・コーチが、やる気や集中力を高め、本番を最高の心理状態で迎えるための数々の技法を教えます。(BOOKデータベースより)
「メンタルトレーニングとは科学的根性論。」と主張する著者曰く、目標達成に必要なことは「できそう」「やれそう」を少しずつ積み上げて、それを継続すること。日々の「できた」を積み重ねることで遠くの目標を達成できると説いています。
著者自身が弱小大学のサッカーコーチとして実際にこのトレーニングを導入することで、日本一に導いています。具体的的にはこれまでの練習時間2時間のうち、前半30分と、最後の15分をイメージトレーニングに変えることで一回一回の練習への姿勢や質を変えたとのこと。
実際自分がスポーツしていた時の感覚を振り返ってみても、この練習はとても効果が出そうだなと感じます。いたずらに何かを増やすのではなく、その分通常の練習を思い切って減らしているところが潔いなと感じました。
「2016年の抱負!」ということで少し無理めな目標を立てたはいいものの、早くも挫折気味という人は読んでみると、きっといろんな示唆があるかと思います。
具体的なアクションとしては2つに分解されるかと思います。
1.「やれそう」の積み重ねのためのイメージをする
1.自分の目標を分解し、具体的にやるべきことを分解する。毎日、それを確認し、実現している自分をイメージする。大谷翔平の高校生の時の作成していた目標設定のシートなどに近いのかと思います。
2.「できた」の積み重ねで日々の「やれそう」と思う心を強化する
日々、できたこと、ポジティブな内容を振り返る時間を設けるで、目標に対する自分を実感します。途方もない目標に対して、少しでも進んでいることを実感することで、足踏みしてしまうことを防ぐ効果がありそうです。
会社へ移動中の電車、退社後、帰りの電車などでそれぞれ2分程度で実践可能かと思うので、自身も行ってみようかなと思います。