戦略や理論を単純に真似する前に考えたい3つのポイント【書評】サッカー守備戦術の教科書
サッカーの戦術本としての感想
いや〜、これは面白かったです。サッカーと言わず、フットサル・ソサイチにおいて、完全に体が動かず、大学生などの若いプレーヤーと張り合えなくなってきているアラサーの私にとって大きな学びがたくさんありました。
ゾーンプレスの大原則である、「ボールの位置、次に味方の位置を見てからポジションを決める」というルールをチーム全体で共有でき連動できると、まだ少しは戦えるのかなと思いました。
その一方で、ラインを高くし、前線と最終ラインをコンパクトに保つ、ということが前提になるこの戦術。オフサイドがないフットサルや、ソサイチでは機能しないですし、サッカーだとしても、裏にボールを蹴られてヨーイどんとなったさいに負けないフィジカルを保つセンターバックがいないとなかなか成り立たない戦術であるため、この戦術の恩恵に授かるのは難しいのかなと。ドイツ代表、ドルトムントの要であるフンメルス先輩のような頭も良くて、フィジカルもある人間がチームに入ればまた別ですが。
組織論や戦略を導入する前に、一息ついて考えたいこと
この本を読んでいて思い出したのが、中学時代のサッカー部での経験。中学時代の指導者がゾーンプレス信者で、今振り返ると、ドルトムントが一斉を風靡した「ゲーゲンプレス」の走りのようなことをやっていました。卒業してから先生と話すと「歴代最強」と言われるタレントを揃えながら(トレセンや現役の日本代表がいたのですが…)、いろいろな理由で花開くことがなかったです。。
振り返ってみると、当時の監督が自分の戦術に自信を持ち、かつ選手をついてこさせるカリスマと、徹底したフィジカルトレーニングがあればなかなか面白いチームになっていたのではないかと改めて思います。あのプレスをより高いレベルで実現させるためには、決定的に選手の体力が足りなかった…。
そう考えると、「あくまで戦術は実現する選手ありき」だと改めて実感します。この本の中でも、黄金期のチェルシーの4−3−3はマケレレ、エッシェン、ランパードの個人能力によってシステマチックに実現できていたと指摘しています。
おそらくビジネス本で書かれている組織論や、マネジメント論に関しても、完璧に機能させることはむずしく、応用する前に、「その理論はこの組織に応用可能か?」を考えてみる必要があるかと感じました。
理論を導入する際に注意すべき3つのポイント
- その理論や戦術の根幹となっている前提条件はなんなのか?
- それがない組織で応用した場合、どうなるのか?
- 現状の組織はそれを取り入れてワークする条件は整っているのか?
余談ですが、リオ五輪を決めたU-23日本代表、韓国代表ともによくゾーンプレスが機能している素晴らしいチームだと感じました。期待してます。
交渉を結ぶ際に気をつけたい3つのポイント【映画】ブラック・スキャンダル
ブラック・スキャンダルを見てきました
映画 『ブラック・スキャンダル』本予告【HD】2016年1月30日公開
あらすじ
1970年代、サウスボストン。アイリッシュ・マフィアのボスとして同地一帯を牛耳るジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー(ジョニー・デップ)に、FBI捜査官のジョン・コナリー(ジョエル・エドガートン)が接触を図ってくる。彼はFBIと手を組んでイタリア系マフィアを駆逐しようとホワイティに持ち掛け、密約を交わすことに成功。両者の連携によってイタリア系マフィアの勢力は弱まるが、その一方でホワイティは絶大な権力を持つようになる。(Yahoo映画より)
面白いなと感じたポイント
ちまたで言われているジョニーデップの演技力とかはさておき、絶頂から落ちていくFBI捜査官のコノリーのおかれている状況が興味深かったです。若干ネタバレを含んでしまうのですが、二つの組織を構造的に捉えると、はじめはお互いWin-WInで結んでいたはずの交渉が、いつからかパワーバランスが崩れていってる、ということがとても印象深かったです。
交渉や契約というのは、お互いの利害関係が一致しているときは機能するのですが、その利害関係が大きなものであればあるほど、リスクを孕むことは避けられない。お互いの状況が変わったり、パワーバランスが崩れた瞬間にかなり致命的なものになると感じました。ジミー側に関しては、その状況を想定し、脅迫などのカードをどんどん切っていったのに対し、コロニー側には最後まで切れるカードはなく、最終的には制御不能となってしまってい多様に感じました。
交渉の発端が、利害関係だけではなく、過去の友情、羨望などといった、感情的な要素を多分に含んでいた分、FBIのコロニー側が不利になったのではないだろうか。
最後に、感じたこと
すごく基本的な話になるかと思うのですが、日常生活のさまざまな場面においても取引、契約やアライアンスを結んだときの注意点として下記3つの点があげられるかと思います。
1、相手に利害関係を知り尽くしたうえで結ぶこと(うまい話には必ず裏があり、それがなんなのか、できるだけ理解しておくこと)
2、その際に情報がアップデートされる術を締結前に用意しておくこと(それが保証されない場合は、結ぶことすらが破滅を招くリスクがある)
3、時期がくればそれが変わる可能性が多いにあることを頭に入れ、いつでもその契約を見直す、破棄するカードを持っておくこと(タイミングを逸した瞬間にかつての味方がもっとも危険な敵になる)
あたりを気をつけないと、自分が痛い目を見るなと勉強させてくれる映画でした。
月5万円稼ごう!と意気込む前にはじめないといけないこと
マネーフォワードという家計簿アプリがすごすぎてびっくりしたという話です。
日本人のうちの「16%のだめな方」に該当してしまう自分
以前から何度か家計簿アプリを導入してみては挫折を繰り返していた私。
「家計簿アプリに挫折した人の84%が継続できている!」と銘打っているZaim(日本最大級!無料の家計簿アプリ・レシート家計簿「Zaim」)すらも続かず、16%のダメな人に入ってしまうくらいとにかく、面倒くさがりで続きません。
このアプリのすごいところは、オンライン上で自分でお金の使い道が自動で記入されていくところ。家計簿なのに、自分は一切入力せず、トラッキングオンリーでOKなことが、めんどくさがりの私にとってはとにかく革新的でした。
銀行口座、クレジットカード、Edy,amazon、携帯料金などありとあらゆるものと連動可能なため、お金を使うと勝手に使い道を記録していってくれ、カテゴリー分けも勝手にやってくれます。
面倒くさがりの僕がやらないといけないことはたった一つ。お金を使う時はできるだけ、クレジットカードやedyを使ってデジタルな記録を残すこと。これさえ守っておけば、使い道も、使った金額も自動で登録してくれるのです。
リアルで使うお金は「ざっくり生活費」というカテゴリーにまとめてしまうことで目をつむってしまえば、一回も入力しないで済むのです。それだけでも大きな進歩。
さらにうれしいことに、これまで気を使ってなかったポイントも有効期限とセットで可視化してくれます。それによって、「お得だとわかっちゃいるけど、日々日々変わるポイント事情にキャッチアップするのがめんどくさい…」と挫折していた自分ともさよならです!
比較的ボリュームを締める交通費もデジタルで可視化したいと思い、スイカつきのクレジットカードもこれを機に作ってみました。オートチャージされるようなので、おそらくログがたまるでしょうし、改札でスイカ残高なくて人に迷惑をかけるダサい社会人の自分ともさよならです!
ていうか日々の移動でポイントたまるなんて知らなかった…。誰か教えてくださいよ。きっといろいろプロモーション見てると思うだけどスルーしちゃってたんですね。
今年こそはこれで自分のお金の使い道を可視化していこうと思います。
めんどくさがりでどうしても家計簿が続かない!という方には、
・マネーフォワードを導入
・電子マネー、クレジットカードを駆使してリアルで使うお金を極限まで減らす
ということをオススメします。
これまでのお金の使い道を振り返る
ずぼらな性格のため、銀行の引き落とし内容や、クレジットカードの明細もほとんどみていなかった私。あらためて可視化されたお金の使い方を確認し、驚愕しました。。。
無駄遣いリスト
- ジム…ほとんど行ってない
- セルラーモデルのipad…いまはポケットWi-FIを持っているため必要ない
- 携帯のデータ超過代…アラートが立たない設定のためひどい時は月数万円もsoftbankに払ってる)
- レアジョブ…同僚がネイティブになった今となってはあまり必要ない
- クレジットカードなどのポイントはほとんど使わず有効期限切れ
などなど合わせると、月平均数万円無駄遣いしていることがわかりました。
同年代の周りと比較して収入は割とあるほうなのに、びっくりするくらい貯蓄がたまらない理由がよくわかりました。ほぼドブにすてているような毎月のこのお金を貯蓄や投資などもっと有効な使い方をしようと思いました。。。
iPhone落とした!と思ったらiPhoneを探すアプリがものすごく便利になっていた
先日、会社でiPhoneを落としました。そのとき想定以上に役に立ったのがこちら。
「 基本じゃないか!」と思われるかもしれませんが、実はこのアプリ、年々かなり進化しています。
以前起動したのはおそらく2年くらい前だったかと思うのですが、そのときと比較して、
「位置情報ONじゃなくても、電波さえ入っていればGPSで表示できる」
「マナーモード状態で落としても、ビーコン音をかなり大きなボリュームで鳴らせる」
など驚き機能が追加されており、私はこのアプリの威力を認識しておらず、なくしたと気づいてからアナログに「どこだどこだ〜』探し回ってかなり時間を無駄にしてしまいました。
アプリ自体はデフォルトで入っているかと思うので、絶対に「ON」にしておくことをオススメします。また、探す際にはicloudのログイン情報が必要になるので、iphone以外のどこかにすぐ出せるように記録しておく、ことも合わせてオススメします。
探すまでの操作自体がかなりシンプルでなため、家でも出かける前の「携帯が見つからない!」というシチュエーションでもかなり役立つかと思います。
こんなに進化してるとは思いませんでした。さすがAppleですね。
佐野ラーメンランキング常連の店に行ったら「普通に」美味しすぎてびっくりした話。
「おいしいラーメン食べよう!」ということで、日本全国のご当地ラーメンからルーレットでヒットしたところに食べに行く、という旅に週末を利用して行ってきました。
札幌、博多、京都など胸アツの選択肢があるなか、ルーレットが指したのは、ずばり
栃木の佐野ラーメン
ちけえぇぇwww
東京に住んでる私にとっては、とくに旅行感もないですし、いろいろ検索したご当地ラーメンのなかでもぶっちゃけあまり特徴がないためルーレット引いたときは「う〜ん・・・」という感じでした。
道すがら、ランキングをチェックしていると、
佐野ラーメンは「普通」とディスられていたり、
食べ比べて分かった! 栃木県「佐野ラーメン」は普通すぎることが特長なのだ | マイナビニュース
あっさり目のラーメンがあまり好みではない自分はあまり期待せずに佐野に到着しました。
すると、行く店行く店、とにかく長蛇の列!
週末ということもあってか、100メートルの通りに4軒くらい並んでるのですが、どこも人が並んでいてどこも1時間以上待ちの模様。すごいぞ、佐野ラーメン!
佐野ラーメン いってつ (一徹) - 佐野市/ラーメン [食べログ]
たかがラーメンと言ったら怒られるかもしれませんが、 おそらく「世界で一番ラーメンを待つだけの人」が多い通りなんじゃないでしょうか。期待値あげすぎて大丈夫か、佐野!
私が行ったラーメン屋はこちら。ランキングやRettyを読み込んだ上で、一番好みっぽいお店をチョイスしました。
駐車場のナンバーを見ると、お客さんは水戸、高崎、大宮、横浜、都内とかなり県外から来ている人が多いようでした。近くにアウトレットがあるからでしょうかね。待たせれているせいか、心なしかみなさんイライラしている模様。期待値高まってるけど、大丈夫か、佐野!と思いながら一口。
安心してください、めっちゃ美味いです。
麺がうどんみたいな歯ごたえで、他のラーメンと印象が違い、ベーシックな味だけど、味自体が濃いので癖になる味でした。
塩ラーメンもオススメのようなので、今度行ったときにはぜひ食べてみたいです。個人的には1時間並ぶ価値のあるラーメンだと思いました。
ご当地ラーメンの旅、また行きたいです。
2016年ちょっと無理めな目標を立ててしまって、新年早々挫折気味の人にすすめたい5分間トレーニング
“勝つ人”は自らの成長やプロセスを重視し、“勝てない人”は目先の結果や周囲の評価を気にする―。サッカー女子日本代表選手やJリーガーをはじめ、一流アスリートを指導するメンタルトレーニング・コーチが、やる気や集中力を高め、本番を最高の心理状態で迎えるための数々の技法を教えます。(BOOKデータベースより)
「メンタルトレーニングとは科学的根性論。」と主張する著者曰く、目標達成に必要なことは「できそう」「やれそう」を少しずつ積み上げて、それを継続すること。日々の「できた」を積み重ねることで遠くの目標を達成できると説いています。
著者自身が弱小大学のサッカーコーチとして実際にこのトレーニングを導入することで、日本一に導いています。具体的的にはこれまでの練習時間2時間のうち、前半30分と、最後の15分をイメージトレーニングに変えることで一回一回の練習への姿勢や質を変えたとのこと。
実際自分がスポーツしていた時の感覚を振り返ってみても、この練習はとても効果が出そうだなと感じます。いたずらに何かを増やすのではなく、その分通常の練習を思い切って減らしているところが潔いなと感じました。
「2016年の抱負!」ということで少し無理めな目標を立てたはいいものの、早くも挫折気味という人は読んでみると、きっといろんな示唆があるかと思います。
具体的なアクションとしては2つに分解されるかと思います。
1.「やれそう」の積み重ねのためのイメージをする
1.自分の目標を分解し、具体的にやるべきことを分解する。毎日、それを確認し、実現している自分をイメージする。大谷翔平の高校生の時の作成していた目標設定のシートなどに近いのかと思います。
2.「できた」の積み重ねで日々の「やれそう」と思う心を強化する
日々、できたこと、ポジティブな内容を振り返る時間を設けるで、目標に対する自分を実感します。途方もない目標に対して、少しでも進んでいることを実感することで、足踏みしてしまうことを防ぐ効果がありそうです。
会社へ移動中の電車、退社後、帰りの電車などでそれぞれ2分程度で実践可能かと思うので、自身も行ってみようかなと思います。
【書評】本音で生きるために意識したい4つのこと
ホリエモンによる自己啓発本。著者は自己啓発本は好きではないようで、「やるやつはやるし、やらないやつはやらない」というスタンスです。本当に夢中になれる、没頭できることが見つかっている人間はこんな本を手にとっている時間はないし、こういった類の本を書くのはこれが最後、さっさと没頭できる何かを見つけてください、と言っています。
個人的な反省文のようになってしまうのですが、この本を読んで気をつけようと思った4つのことを紹介します。
自分の時間を生きる
他人に要求されるがままに自分の時間を差し出していると、忙しいように感じるかもしれない。けれど、それは目の前のことに没頭していないから、意味もなく忙しい気がしているだけだ。 そして、そもそもそんな状況が嫌ならなぜ変えようとしないのか。 結局、不満はあっても、現状を維持するほうがその人にとって「楽」だから、そうしているだけなのだ。
時間には「自分の時間」と「他人の時間」がある。今、自分が「自分の時間」を生きているのか、「他人の時間」で生きているのかを、常に意識しておくことが必要だ。その視点から見て、今のあなたは、どのくらい「自分の時間」を生きているだろうか。
平日はどうしても仕事に時間を取られてしまい、自分のために時間を取れていない自分にとってはとても耳の痛い話でした。時間をかければ仕事はなんとか片付けることができるし、ある程度の時間がきたら「時間がないなかでやりきった」という満足感を感じることができます。
仕事の会食や、飲み会など、受け身でも時間が流れることについつい選択してしまいがちなのは、優先度が高いからではなくて、「楽」だからそうしいているだけなのです。
自分の人生でどれだけ「自分の時間」を過ごすことができるか、ということは人生の充実度に比例すると思うので、あらためて時間の使い方を見直さなくては…と思いました。
プライドはなくなったほうが、みんなに愛される。
こうしてプライドをなくそうとすると、慣性がついて、どんどんプライドがなくなる方向に進む。 一方で、プライドの高さに慣性がついて、どんどん、どんどん高くなる人もいる。そうして、すごく気難しいおじいさんや、おばあさんになっていく。こわばった表情のまま、一人でつまらなそうにしていて、誰も話しかけてこない。「あーあ、かわいそうだな」と思ってしまう。「プライドをなくせば、もっと楽になれるのに」「そんなこと気にしなきゃいいのに」と
外資系の会社に勤めていると、どうしても英語力の差を目の当たりにすることがあります。なかには自身の英語力が足りないことを目の当たりにするのが嫌な社員は、英語を必要とする仕事を避けてしまいがちです。短期的には自分の評価を守ることができるのかもしれませんが、長期的には価値の低い人間のまま同じところで足踏みしてしまう。
別に英語に限った話ではないですが、「わからない」「教えて下さい」が素直に言える人間を人は助けたくなると思いますし、助けてもらった分何かでお返ししなくては、その際に自分のバリューってなんだろうと自身を見つめ直すことにもつながり、一石二鳥だと思います。
サッカー日本代表の岡崎選手なんかは、その典型。小さなプライドを捨てて大きなリターンを得るということはかなり重要だと思います。
やる前からうまいやり方を必要以上に探さない
もっとも、僕はそもそも「やり方」なんてものはなくて、すべてが「トライアンドエラー」なのだと思っている。 ビジネスで成功するためには、思いつく限りのことを次々とやってみるしかない。 僕もビジネスとして小さなアイデアを次々に試し、うまくいくものだけを残すようにしていた。「トライアンドエラー」の繰り返しの上、いくつかの事業が当たった。 結局、やり方とかセンスではなく「トライアンドエラーをどれだけ続けるか」ということだと思うのだ
自身は一歩目が非常に遅い性格のため、これも耳の痛い話です。なにも考えずに特攻する人を見てもっとうまくやればいいのにと思う一方で、やってみないとなにも見えてこないことに関してはあまり時間をかけて考えすぎず、潔く小さく始めてみることが大事だと思います。
バランスをとることをやめる
まず、バランスを維持したまま、新しいことなどできるわけがない。現状を変えることなく、物事のいいとこどりをしようというのは不可能というものだ。 心躍る体験を味わおうとすれば、そのために費やす時間も必要になるし、失敗のリスクもある。物事はすべてトレードオフであり、例外はない
私は「なにかを捨てる」ということが極端に苦手で、「あれもしたい」「これもしたい」となってしまい、どれも中途半端となってしまうタイプの人間です。新しくなにかを始めようとするのであれば、つねに「始めることで、なにができなくなるか?」ということを考え、失うものを天秤にかけたうえでGO,NOT GOをつけていかないといけないとなと思います。
昔読んだ本、エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にするにも同趣旨のことが書かれてましたが、わかっちゃいるけど実践が難しいんですよね。
なんか自己反省ばかりになってしまってが後味が悪いのですが、読み終わった後感じたことは次の4つです。
Leaning まとめ
- 自分が「他人の時間をどれだけ過ごしたか」「自分の時間をどれだけ過ごしたか」を定期的に振り返る
- 意図的にプライドを捨てることで、大きなリターンを得る
- やり方について考えすぎる前にトライアンドエラーの回数を増やす
- 新しく何かを始めたり、時間を使ったりしている時にはつねに「これによってなにを失っているか」を考え、それでも続ける価値があるかを考えたうえで行動する。
1時間程度でサクッと読めるため、「いつもなにかに追われていて自分の時間がとれない・・・」「本当はやりたいことがあるんだけど我慢している」という方にオススメです。